埋設(残存)型枠
「パットウォール・Dウォール」
軽量で高強度。脱型不要の埋設(残存)型枠
従来工法では合板型枠が一般的ですが、コンクリート打設後には脱型作業が必要であり、脱型した型枠の廃材処理の問題など作業効率や環境面への課題があります。 パットウォールは、従来工法の課題を改善し、軽量化と高強度化により、人力で容易に施工ができる埋設(残存)型枠です。
商品ラインアップ
石積みパネル
W:500×H:500×T:40
(18.0kg)
フラットパネル
W:500×H:500×T:30
(16.8kg)
裏面
- ◆石積み、フラット共に裏面形状が同一のため併用が可能です。
- ◆裏面にインサート金物を使用することで、専用接続金物と支持材で容易に組立が可能です。
- ◆裏面に刻印されている「天地マーク」を互いに逆向きになるように配置すれば、横方向への連続パターンができあがります。
取り付け方法
専用接続金具
標準4点固定
標準2点固定
パットウォール・Dウォールの5つの特徴
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- 1
- 高強度と加工性を両立
耐アルカリガラス繊維補強モルタルを高圧プレス成形した製品で、コンクリート打設時には打設高さ1.5mの側圧に耐える強度を有する一方、コンクリートカッターを使用して容易に切断加工することも可能です。 -
- 2
- 軽量で人力施工可能
型枠パネルの大きさは500mm×500mm。フラットパネルで16.8kg、石積みパネルで18.0kgと非常に軽量で、揚重機を用いることなく人力のみで組み立て作業が可能です。 -
- 3
- 工期短縮に貢献
コンクリート打設後の型枠バラシ作業が不要なため工期短縮が可能な工法です。工期の短縮は、工費の縮減に繋がります。
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- 4
- 一体性に優れる
製品裏面にくぼみを設けたことにより接着面積が大きく取れ現場打ちコンクリートと強固に一体化するため、落石や巨礫の衝撃を受けても剥離しにくい構造となります。 -
- 5
- 耐凍結融解性
パットウォール・Dウォールは凍結融解試験の結果、現場打ちコンクリートと同等の耐凍結融解性を有していることが証明されています。
パットウォール・Dウォールは一般財団法人土木研究センターの建設技術審査証明書を取得しております(建技審証第0530号)。