住宅用制震システム
「TRCダンパー」
揺れを制して地震に備える。
木造住宅に制震システムのTRCダンパー。
TRCダンパーは、地震エネルギーを揺れに応じて吸収。そのエネルギーを熱に変えて放出する、特殊なゴムを内蔵しています。このゴムの特徴により、建物の揺れを大幅に低減。揺れを抑えることで壁の損壊や家具転倒を防止します。「揺れない家」だけでなく「壊れない家」にするために。
木の家に、制震システムTRCダンパー。地震に対して敏感にならざるをえない今、お伝えしたい技術です。
TRCダンパーの6つの特徴
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- 高い制震効果で地震の揺れを吸収
TRCダンパーは、特殊粘弾性ゴムで地震による建物の揺れを吸収します。震度6強の地震で、水平変位を最大50%程度減少することが可能。中小地震から大地震まで、幅広く対応できることも特徴です。
TRCダンパーの制震効果により建物の倒壊を免れると共に、建物の変形を抑える事が出来るので、復旧コストの低減や、家具転倒・窓ガラスなどの飛散による被害の軽減も期待できます。
TRCダンパーの仕組み
特殊粘弾性ゴムは運動エネルギーを瞬時に吸収
特殊粘弾性ゴムは運動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換するためはねかえりません。
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- 地震のダメージから家を守る
「耐震」は家の強度を上げることにより地震による倒壊の危険を回避しますが、被災するごとにダメージがたまり強度が落ちてしまいます。TRCダンパーを利用した「制震」は地震エネルギーを吸収することが出来るので、耐震に比べ建物へのダメージの蓄積が小さく、余震など繰り返しの地震にも高い効果が望めます。
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- 各種評価・表彰を受けています
- 国土交通省の大臣認定「壁倍率」取得 新築向け「TRC-30A」
(認定番号FRM-0372)
- 日本建築防災協会 技術評価取得 DPA−住技-28 TRCダンパー制震工法
(TRC-10S,TRC-30W)
- 住宅金融支援機構 省令準耐火構造の工法として承認
(認定番号548)
- 第三回2005年度モノづくり部品大賞 審査委員会特別賞受賞
(日刊工業新聞主催)
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- リフォームへの適用が可能
耐力壁工事と共に施工可能なため、低コストでリフォーム時に導入が可能です。日本建築防災協会の”住宅等防災技術評価”取得により、耐震改修補助金の対象工法となっています(DPA-住技-28-2)。
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- 無料の制震シミュレーションで設置効果を確認 施工も簡単
工務店さまに対しては建築設計において最も精度の高い「地震応答解析」を実施。設置効果・本数・場所のご提案を致します。
施工についてはご提案内容に基づき、筋かいと同様の作業で設置が可能です。リフォーム時の導入なども簡単です。
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- メンテナンスフリー
TRCダンパーに使用されている、特殊粘弾性ゴムは時間経過による特性の変化が少ないので、メンテナンスがなくとも、優れた効果を持続的に発揮することが出来ます。又、温度による性能の変化が少ない(温度依存性が低い)ため、季節や環境を気にする必要がありません。
60年相当の劣化促進試験でも性能変化は10%以下